マグロ漁船に乗って精神崩壊した件
前ブログの記事です。 残っていたものを復元しました。
懐かしい、、、。
どうも、まつばやしです。
突然ですが私、まつばやしはマグロ漁船にのった過去があります。率直に言ってしまうと
地獄のような体験でした!
私が、中学生の時まったく先のことを考えないで、テキトーに高校を選んだ結果、船に乗りたいという謎の思考が頭をよぎったのです。
そして、なんなく合格!この学校には2年の半ばに約二ヶ月の間マグロ漁船に乗ることになっていました。
そして、季節は過ぎ。マグロ漁船に乗船する時期がやってきました。
そして、乗船前準備ということで半日だけですが、港に着いて居る船に乗り込みました。港ですので、揺れはほんの少しで酔うはずがない!はずだったのですが
何と酔ってしまったのですwww
ここで一気に、不安が押し寄せてきました。
コレ沖に出たら、死ぬんじゃねーか?
そして、見事に死亡しました。ほとんどの人が船自体なる経験がないのでクラスメイトの半分ぐらいは船酔いしていましたね。
ココで先生のフォローが
「船酔いは3日でなれるから今は耐えろ」
それから、3日が経過。なんと未だに船酔いしてるのは、私と私の隣の目がいっちゃってるクラスメイトだけでしたwww
当然、船酔いして居るのでご飯は満足に食べることもできませんし、マグロ漁船での実習中も、ちょくちょく抜けてゲロを吐いてました。
僕はやつれて行きました。そこから、毎日のように吐き続ける日々が始まりました、、その後に10日経っても一向に楽になる気配は無し、
船の上ということで、あらゆる娯楽は有りませんし、共同部屋なのでプライバシーは有りませんし。
なんで、こんなとこに来てしまったんだと涙を流す日々が続きましたw
自習中なので、当然仕事がありました。
が、私は当然仕事になりません、私と同じ班だった例の目がいっちゃってるクラスメイトも相変わらず僕と同じような感じでもした。
機関室での仕事だったので、ゲロを吐くわけにわいかないのです。それを感じた機関長が
「まつばやしくんと、目がいっちゃってるクラスメイトくんはそこで涼んでなよ」という良いのか悪いのか、分からない配慮を頂き、機関室内での仕事は、船酔いに耐えるだけの時間になりました、それでも死にかけてましたが、、、、
この辛い生活を支えてくれていたことが2つだけありました。
1つ目は、酔い止めです。
例の準備期間になった時のに、船酔い体質を悟った私は、酔い止めを二箱持って行きました。
あとあとこの酔い止めが私自身のライフポイントになるなんて思いもしませんでした。
酔い止めは二箱で12粒コレが私のライフポイントでした。私はどうしても酔えない状況で、ポケットに忍ばせておいた酔い止めを服用していました。が、それもあっという間になくなって行き、
ついに0に、そもそも酔い止めを飲んでも船酔いが収まるのは、
ほんの10ほどwww
ほぼ私に対しては無力でした。それでも心の支えであったことは確かでした。
2つ目は、寄港地の存在です。
寄港地というのは、船の燃料や食料を補給するために港によることで、その期間は、生徒たちは自由時間ということで修学旅行のような感覚です。
これが唯一の希望であり。心の支えでした。
が、なんと寄港するには、テストがあったのです。テストで規定の点数に達しないと、降りることすら許されないというのです!
しかも寄港地は東京お台場、降りたくてしょうがなかったのです。
ここで、まつばやしは謎の力を開花しました。本当に追い込まれた状況で、記憶力が覚醒しました。見事に全てのテストで、クラス1の成績を残したのです。
もともと頭のいい学校では無かったので、クラスの4分の一は降りることが出来ない事態になりました。やはり人間追い込まれるとできるもんだなと感じました。
が、ここで可哀想なまつばやしくんは寄港地で大量の酔い止めを購入!!!!!wwww
酔い止めは、安くないのでほとんどのの金が酔い止めに消えましたwwwwww酔い止めは効かないくせに、酔い止めを体が欲したのです。酔い止め依存症になりました。
そんなこんなで、一ヶ月経過し、私は精神の限界に達してきたのです。まじめに常によってました、ベットにいる時以外は。
みなさんは、毎日9時間良い続けたことがありますか?もう死にたいと思うようになってきた。
頭の中は、酔いを少しでも楽にするため楽しいことを考えていたので、肝心の仕事に関する知識は、正直なにも頭に入ってません。仕事も一切覚えてないといっても過言ではないほど、船の恥の方で涼んでました。
なので、漁師を育てるための実習であったはずが、私と目がいっちゃってるクラスメイトだけは、ただの精神修行でした。
そして、40日を超えたあたりから、僕は私の精神はボロボロになり、もう誰とも話さないで、部屋の隅のほうで電気を真っ暗にし精神崩壊状態でした。
ここまでで、ゲロを吐いた回数は30回を超え、体重はみるみる落ちていき。目がいっちゃってるクラスメイトと同じように、まつばやしも目がいっちゃってました。
そして、ついに最終日ついに帰宅。陸の幸せを体感したのを今でも覚えています、こうして、地獄のマグロ漁船生活と私の漁師人生も終了し、なんのために、この学校きたんだという感じですねw
みなさんも、船に乗るなら自分の体質をよく理解してから、乗りましょう。
精神崩壊してしまいますよ!